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2025年12月4日

ナスバギャラリーIN東京、今年も開催 事故被害者に自己実現の場

 自動車事故対策機構(ナスバ、中村晃一郎理事長)は日本自動車会館ビル1階(東京都港区)で、自動車事故被害者の作品展「ナスバギャラリーIN東京」を開催している。日本自動車会議所(豊田章男会長)との共催で、期間は5日まで。

 同展は被害者支援と自動車事故防止を目的としたもので、交通事故の被害者やその家族らが制作した絵画、書道作品、刺しゅうなどを展示している。ナスバギャラリーIN東京としては2013年から開催。今回は43作品が展示された。

 中村理事長は「交通事故によって家族を亡くしたり、障害を抱え介護を受けたりしている方は、さまざまな喪失を経験している。絵画や書道などの創作活動によって、前向きに自己実現する機会につながっていると思う。観覧する人にとっても勇気を与えられるのではないか」と語った。

対象者 自動車業界

日刊自動車新聞12月4日掲載