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2025年10月27日

赤澤経産相、引き続き車体課税抜本見直しに取り組み

 赤澤亮正経済産業相は24日の閣議後会見で「(自動車の)国内市場活性化のため、車体課税の抜本見直しなどに引き続き取り組んでいきたい」と語った。

 財務省が発表した2025年度上期の貿易統計によると、対米輸出額は前年同期比10.2%減の9兆7115億円。自動車は同22.7%減と落ち込んだ。一方、輸出台数の減少幅は2.4%にとどまる。このことについて、赤澤経産相は「輸出単価が減少している」と指摘。「今後、米国市場で値上げが進んだ場合に市場縮小の可能性が考えられる」とも話し、車体課税の抜本見直しや中堅・中小部品メーカーへの支援策「ミカタプロジェクト」などに取り組む考えを示した。

対象者 自動車業界