2025年10月23日
金子恭之国土交通相、交通網・物流インフラ整備を加速
金子恭之国土交通大臣は22日の就任会見で、高市早苗首相から「地方を含めた交通網、物流インフラ整備の推進などを進めるよう指示を受けた」と語った。国土交通行政の分野では、これまで国交副大臣や衆議院国土交通委員長などを務めた経験を持つ。自民党の議員が国交相に就くのは16年ぶりだ。金子国交相は「国土交通行政を取り巻く課題と合わせて、しっかりと前に進めてまいりたい」と決意を示した。
国交相のポストは、2009年の政権交代以降、旧民主党、公明党の議員が就いてきた。金子国交相は、政権が変わる前の08年に副大臣を務めていたこともあり「縁を感じる」と話す。
高市首相の指示を踏まえ「まずは災害に強い地域づくり。インフラ老朽化対策の加速化をはじめとした防災減災に取り組む」とする。また、オーバーツーリズム対策や領土・領海の適切な警戒監視にも力を入れていくという。
対象者 | 自動車業界 |
---|
日刊自動車新聞10月23日掲載