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2025年10月22日

国内トラックメーカー4社、自動運転レベル4の最終年度の実証を開始

 国内商用車メーカー4社は21日、2021年度から取り組んできた自動運転レベル4(特定条件下における完全自動運転)トラック実証の最終年度の取り組みを開始したと発表した。個別に検証してきた機能を総合走行実証として12月までに実施する。総括として自動運転トラック導入に向けた手引きをまとめる。

 経済産業省と国土交通省は、ドライバー不足などの社会課題解決に向けて「高速道路における高性能トラックの実用化に向けた取り組み(テーマ3)」を設定。豊田通商や先進モビリティなど4社が受託し、いすゞ自動車、日野自動車、三菱ふそうトラック・バス、UDトラックスの4社が新東名高速道路で実証を進めてきた。

 最終年度となる今回は、自動運転サービス支援道を含む新東名高速道路の新御殿場インターチェンジから岡崎サービスエリアの間で実施する。個別に行ってきた自動運転レベル4を想定した走行や、サービスエリアの自動発着・合流支援による自動合流、遠隔監視などの確認を行う。片道約210㌔㍍を12往復する総合走行実証として実施する。

対象者 一般,自動車業界

日刊自動車新聞 10月22日掲載