2018年2月20日
燃料電池フォークリフト 物流事業者で初の導入 鴻池運輸
環境負荷低減や省資源、省エネルギーに貢献できる事業活動に積極的に取り組む、鴻池運輸(鴻池忠彦社長)は、物流事業者で初めて、豊田自動織機製の燃料電池(FC)フォークリフト2台を東海支店名古屋西営業所管内の高浜事業所に導入した。
FCフォークリフトは、豊田自動織機が日本で初めて完成。トヨタ自動車の燃料電池自動車「MIRAI」と同じ燃料電池セルを使用し、発電効率の高いフォークリフト専用FCシステムを搭載している。
稼働時にCO2などを排出しない優れた環境性能と、わずか3分程で燃料充填が完了するなど高い利便性を誇るとしている。AC100Vコンセントを搭載し、電動工具用電源や災害時の非常用電源にも活用できる。
KONOIKEグループは「自然と人間の共存につとめ、地球環境の保全と未来社会の健全な発展に貢献します」を経営方針の一つに掲げ、FCフォークリフトの導入はその一環としている。
今回の導入は、環境省の二酸化炭素排出抑制対策事業費補助金(再エネ等を活用した水素社会推進事業)と愛知県燃料電池産業車両導入費補助金を活用している。
日本流通新聞2月19日掲載
カテゴリー | キャンペーン・表彰・記念日,社会貢献 |
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主催者 | 鴻池運輸 |
対象者 | 自動車業界 |