2025年8月01日
「2000・2332・2215・911・3298・86・2525・32・・ ナンバープレートは愛車の顔 これもニッポンのクルマ文化の一つです!」豊田章男
日本のクルマのナンバープレート。希望ナンバーに始まって、ご当地ナンバーや図柄入りナンバーなど、最近バリエーションが広がってきています。
日本自動車会議所は、会員団体でもあり、全国各地でナンバープレートの交付等に携わる事業者の集まりである「一般社団法人 全国自動車標板協議会」さんから、「ナンバープレートもクルマの文化の一つだと思っています」とのメッセージをいただきましたので、今回事務局が直接訪問して、最近の状況についていろいろお話をうかがってきました。
希望ナンバーは1999年に導入され、以来既に四半世紀の歴史が経っています。元来、日本人には語呂合わせが大好きな国民性があり、例えば1122(いい夫婦)、や2525(ニコニコ)、358は風水で縁起がいいなどなど、こうした特定のナンバーはよく目にされると思います。一方、「2000」「2332」「2215」「911」「3298」「86」「2525」「32」などなど、これらのナンバーは何を表しているか、お分かりになるでしょうか?
その後、ご当地ナンバーが2006年に導入され、第一弾では19地域名の新ナンバーが導入されました。この中では、例えば愛知県では「豊田」「岡崎」「一宮」が、自分達の地域にふさわしいという地元の皆さんの思いから申請されたそうです。2014年の第二弾では「杉並」「世田谷」など10地域名のナンバーが追加され、今では51地域名のご当地ナンバーが導入されています。
国土交通省は、自治体単独での申請にできる条件を緩和して、さらにご当地ナンバーは増える見込みとのことです。図柄入リナンバープレートを付けられるドライバーも増えてきました。2019年ラグビーワールドカップから始まったものですが、続く2021年開催の東京オリピック・パラリンピックでは、プレートに貼るシートの改良など、さらに進化した技術によってデザインされたそうです。
現在、日本国内を走る車に付けられている図柄入リナンバープレートは、①ラグビーワールドカップ特別仕様 ②東京2020オリ・パラ特別仕様 ③地方版図柄入り ④全国版図柄入り ⑤大阪・関西万博特別仕様 ⑥2027年国際園芸博特別仕様があります。
イベントの盛り上げや地域活性化に向けて、図柄入リナンバープレートを装着するクルマがますます増えることが期待されます。
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