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2025年6月12日

第91回定時総会を開催 2024年度事業実績・2025年度事業計画など4議案を承認

続く理事会で豊田新会長、2副会長を選定
総会終了後の懇親会に約370名が出席

 日本自動車会議所は6月10日、東京・千代田区の経団連会館で第91回定時総会を開催し、「2024年度事業報告・2025年度事業計画」、「2024年度決算・2025年度予算」、「定款変更」、「理事選任」の4議案が審議され、いずれも原案通り承認されました。

 今回は改選期ではありませんでしたが、総会では内山田竹志会長はじめ理事4名が退任。トヨタ自動車会長の豊田章男氏、日本自動車整備振興会連合会会長の喜谷辰夫氏、日本自動車連盟会長の坂口正芳氏、日本自動車輸入組合理事長のゲルティンガー剛氏、日本中古自動車販売協会連合会会長の塚田長志氏の5氏が新たに理事に就任しました。

 続く第222回理事会で豊田氏が第14代会長に選定され、豊田新会長の議事進行の下、喜谷氏と坂口氏の2氏が新たに副会長に選定されるなど、豊田新体制がスタートしました。豊田新会長就任により、内山田会長は退任し、名誉顧問に就任しました。

 総会後には懇親会が開催され、会員はじめ国会議員、関係省庁、関係団体・企業など約370名の方々がご出席されました。

 懇親会では、まず豊田会長が挨拶し、1946年(昭和21年)に設立された当会議所の設立趣意書冒頭に、「自動車は国民生活の維持と文化の向上に不可欠」と記載されていることを紹介し、「クルマをニッポンの文化に!」を“合言葉”に、活動に取り組んでいく意向を示しました。また、今年度から日本自動車連盟(JAF)が新たに会員となったことにより、製造、販売、整備、運行などに加え、ユーザー団体などにまで会員層が広がりました。豊田会長は、「会員団体・企業には、あらゆる現場があり、クルマに関わる様々な仕事をしています。そのような会員の皆さまが、クルマを日本の文化にするために多種多様なアクションを始められたら、日本の経済や国力にさらにお役に立てるようになるでしょう」として、自動車産業の日本経済や文化へのさらなる貢献に期待を寄せました。

 豊田会長に続いて、中野洋昌国土交通大臣、古賀友一郎経済産業副大臣が来賓として挨拶。その後、豊田会長はじめ、当日出席した片山正則副会長(日本自動車工業会会長)、加藤敏彦副会長(日本自動車販売協会連合会会長)、清水一郎副会長(日本バス協会会長)、茅本隆司副会長(日本自動車部品工業会会長)、喜谷副会長、坂口副会長、赤間俊一理事(全国軽自動車協会連合会会長)、ゲルティンガー理事(日本自動車輸入組合理事長)、島﨑豊専務理事の新体制のメンバーが登壇。新体制を代表して片山副会長の「乾杯」の発声で懇談・懇親の輪が広がりました。

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