2025年5月7日
USTR、非米国製自動車運搬船に入港料 1台当たり150ドル 10月14日から
米通商代表部(USTR)は、非米国製自動車運搬船に対し、10月14日から積載台数に応じた入港料を課すと発表した。上限台数1台当たり150㌦(約2万1千円)の支払いを命じる。もともと中国製船舶に入港料を課す取り組みだったが、中国以外にも対象を広げた。
現在は、非米国製船舶に対して入港料を課していない。自動車船は一般的に約6千~7千台を積み込むため、入港料として、90万~105万㌦(約1億3千万~約1億5千万円)を支払うことになる。入港料を支払うのは海運事業者だが、運賃に転嫁される可能性があり、日本などから米国に輸出している自動車メーカーの負担が増える見通しだ。
対象者 | 一般,自動車業界 |
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日刊自動車新聞 5月7日掲載