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自動車産業インフォメーション

2025年3月6日

国交省、OSSの対象車種・手続きに小型二輪車を追加

国土交通省は、4月1日から「自動車保有関係手続きのワンストップサービス(OSS)」の対象車種・手続きに、小型二輪車(総排気量250cc超)の新規検査と継続検査を追加する。申請や納付などの必要手続きを電子化し、事業者や自動車ユーザーの負担軽減や利便性向上を図る。

 OSS申請が可能となることに併せ、新車購入時の新規検査における完成検査終了証と譲渡証明書を電子化する。二輪車メーカーなどから自動車検査登録情報協会(自検協、加藤和夫理事長)の「自動車情報管理センター」に完成検査終了証などの情報が登録されたもののみが対象となる。

 継続検査における納税証明書も電子化する。OSS申請だけでなく、窓口申請時も対象となる。ただし、軽自動車税の納付確認ができない場合は、従来通り紙の納税証明書の提示が必要となる。

 また、小型二輪車も「記録等事務代行制度」を利用可能とする。記録等事務代行者は、継続検査に関する自動車検査証(車検証)への記録などの事務を受託することができる。指定自動車整備事業者は記録等事務代行者としての委託を受けることはできるが、行政書士法上、二輪車のOSS代理申請を行うことはできない。

対象者 自動車業界

日刊自動車新聞3月6日掲載