2025年1月31日
乗用8社の2024年実績 世界生産台数が4年ぶりに減少
乗用車メーカー8社が30日に発表した2024年の世界生産台数は前年比6.6%減の2409万8764台となり、4年ぶりに減少した。中国の販売低迷や一部メーカーの認証不正問題などが要因となった。世界販売台数も国内や中国の減少などで同1.1%減の2453万2983台と2年ぶりに減少した。
世界生産はスズキを除く7社がマイナスとなった。中国の構成比が高いホンダや日産自動車の減少率が大きかった。唯一プラスとなったスズキはインドの生産が好調で、日産の世界生産台数を上回った。世界販売でもスズキは日産に約10万台差まで迫った。
12月の実績は世界生産、国内生産、海外生産のいずれも8カ月連続で減少。世界販売は2カ月ぶりに減少し、国内販売も2カ月連続で減少した。海外販売は2カ月連続のプラスだった。
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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対象者 | 自動車業界 |
日刊自動車新聞1月31日掲載