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2024年11月15日

日産 小型トラック「アトラス」に普通免許対応モデル設定

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)は14日、「アトラス」(F26型)に、オートマチックトランスミッション(AT)限定の普通自動車運転免許(普通免許)で運転できるモデル「アトラス 普通免許対応モデル」を追加し、同日より発売すると発表しました。

アトラス普通免許モデルのイメージ

運送業界では、免許制度の改正により普通免許で運転が可能な車両の限定が進んだことや、免許保有者層の減少などにより、ドライバー不足が深刻化しています。今回発売する「アトラス 普通免許対応モデル」は、こうした課題の解決を図るモデルです。

■商品の特徴

・ 2023年10月にフルモデルチェンジをして発売した「アトラス」に搭載している、「プリクラッシュブレーキ(PCB)*1」をはじめ、「ブラインドスポットモニター(交差点警報・出会い頭警報)」、「車線逸脱警報(LDWS)」、「ふらつき警報」「誤発進抑制機能」、「先行車発進お知らせ機能」、「車間距離警報」など、各種運転支援技術を全車標準装備し、ビジネスを安全面からサポートします。

アトラス普通免許モデルのプリクラッシュブレーキイメージ

プリクラッシュブレーキ(右左折時)

アトラス普通免許モデルのブラインドスポットモニターイメージ

ブラインドスポット
モニター
(交差点警報)

アトラス普通免許モデルの誤発進抑制機能イメージ

誤発進抑制機能

・ 最高出力88kW、最大トルク320Nmとパワフルな走行を実現しながらも、クラスNo.1*2の燃費を実現するディーゼルエンジンを搭載し、トランスミッションには乗用車感覚の扱いやすい走りを実現した6速ATを採用しました。

・ 積載量2~3tクラス同等の荷台寸法を維持しながらも、最小回転半径は4.4mと、乗用車並みのコンパクトさを実現し、狭い道での取り回しも安心です。

アトラス普通免許モデルの最小回転半径イメージ

・ 小径ステアリングの採用やシートスライドピッチの細分化、また新設計のキャビンによりヘッドクリアランスの拡大を図ったことで、大柄な方から小柄な方まで、多様なドライバーに対応します。

・ お客さまの用途に合わせ、フラットローダブルタイヤ、フルフラットローダブルタイヤ、フルフラットローシングルタイヤの3種類から荷台の高さをお選びいただけます。

・ ボディカラーは、カスタム専用色のダークカーキメタリック、フリントグレーメタリックをはじめ、全5色を用意しました*3

なお「アトラス 普通免許モデル」は、いすゞ自動車株式会社(以下 「いすゞ」)の「エルフミオ」をベースに、日産自動車の車種として、いすゞより生産供給されているモデルです。

*1 「プリクラッシュブレーキ」はいすゞ自動車株式会社の登録商標です。(登録第5118226号)

*2 2024年6月OEM調べ

*3 車型、グレードにより選択できる車体色が異なります

「アトラス」普通免許対応モデル 全国希望小売価格(消費税込み)

荷台形状 駆動 エンジン キャブ 荷台アオリ材質 最大積載量(t) 乗車定員 荷台長さ 荷台高さ グレード ミッション 価格(円)
平ボデー 2WD RZ4E 標準キャブ 木製 1.3t 3人 標準 フラットロー DX 6AT 4,468,200

価格は代表車種の価格となります。

「アトラス普通免許対応モデル」WEBカタログ:
https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/atlas_f26_ordinarylicense.html

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

日産自動車

対象者 一般,自動車業界
リンクサイト

「アトラス」(F26型)に普通免許対応モデルを設定