2024年9月24日
「横浜キャンピングカーショー2024」 パシフィコ横浜で開催
神奈川県最大級のキャンピングカーショー「横浜キャンピングカーショー2024」がパシフィコ横浜(横浜市西区)で開催され、神奈川トヨタ(安藤栄一社長)とウエインズトヨタ神奈川(宮原漢二社長)の2社が出展。それぞれ独自ブランドで展開するキャンピングカーを出展し、来場者にPRした。
同ショーは横浜市内で開催するキャンピングカーの展示・販売会で2021年に初開催され、今回で4回目。今回は日本RV協会加盟企業などのキャンピングカー約130台が展示された。
県内の新車ディーラーでは神奈川トヨタとウエインズトヨタ神奈川の2社が昨年に続き出展。神奈川トヨタは、軽商用車「ピクシスバン」をベースにした軽キャンピングカー「キャンパーアルトピアーノミニ」の特別仕様車「アルトピアーノミニステルス」を同ショー初日に発表、会場内に実車を展示し、来場者にお披露目した。
アルトピアーノミニステルスは、キャンパーアルトピアーノミニをベースに黒色のエンブレムやサイドモール、前後バンパーを採用し、スタイリッシュなデザインに仕上げている。価格は税込み196万9千円~234万3千円。同社の秋山豊相談役は「この装備で200万円を切る価格に来場者が驚くなど反響が大きい」とアルトピアーノミニステルスの販売に手応えを感じ、また自ら商談し、初日の午前中に成約1号車を獲得した。
このほか、タウンエースベースの「キャンパーアルトピアーノ」や「ハイエースキャンパー」など計4台を出展し。期間中、常に商談テーブルが満席になるなど活況を呈した。
ウエインズトヨタ神奈川は、キャンピングカーの架装などを手掛けるトイファクトリーとコラボレーションした「ハイエース」ベースのオリジナルキャンピングカー「U―BASE BADEN(バーデン)」と「U―BASE ONE(ワン)」の2台を展示。車両展示のほか、U―BASEの公式LINEに友達登録した来場者にU―BASEレンタカー利用券などの景品が当たるガラポン抽選会を開催、ブースへの来場促進を図った。
初日から多くの来場者が詰めかけ、実際に車両に乗り込み、上質なインテリアや室内装備などについて、担当者に説明を聞きながら、体感する光景が多く見られた。「アウトドアブームが落ち着いてきていると言われているが、キャンピングカーの人気はまだ衰えていない」(駒﨑善郎U―BASE営業企画室室長)と、今後の拡販に手応えを感じていた。
カテゴリー | 展示会・講演会 |
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対象者 | 一般,自動車業界 |
日刊自動車新聞9月24日掲載