2024年9月19日
三菱自動車と西日本三菱 大阪市と災害時協力協定、PHV無償貸与
三菱自動車と西日本三菱(吉岡重文社長)、大阪市は、「災害時における電動車両等の支援に関する協力協定」を締結した。大阪府内の自治体との協定締結は11例目、全国では257例目となる。
4日に大阪市役所(大阪市北区)で締結式を実施した。今後は協定に基づき、災害発生時に西日本三菱のプラグインハイブリッド車(PHV)「アウトランダー」を無償貸与し、非常用電源や移動手段として役立てる。生活家電やスマートフォンのほか、人工呼吸器をはじめとする医療機器の外部バッテリーへの給電なども想定する。
締結式で大阪市の横山英幸市長は「人工呼吸器を使用する患者などは、有事の際に電源を確保できないと命に関わりかねない。(協定は)市民の安心感につながる心強いものになる」と謝意を表明。西日本三菱の吉岡社長も「災害からの一日も早い復旧の一助になれば」と応じた。
カテゴリー | 社会貢献 |
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対象者 | 一般,自動車業界 |
日刊自動車新聞9月18日掲載