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自動車産業インフォメーション

2024年9月06日

国交省 車検に10月から「電子装置検査」追加、先進安全技術の故障防止

自動車の使用時においても、自動ブレーキ等の先進安全技術の機能維持を図るため、本年10月1日より、車検の検査項目として「電子装置の検査(OBD検査)」が追加されます。

近年、普及する自動ブレーキ等の先進安全技術は、交通事故の防止に大きな効果が期待される一方、正しく作動するためには定期的な検査が必要です。

国土交通省では、平成29年度より「電子装置の検査(OBD検査)」の導入について検討を重ね、令和元年の道路運送車両法改正等により関係法令を整備し、本年10月1日より、車検の検査項目として追加されます。これにより、先進安全技術の故障による不作動・誤作動を防止します。

 

OBD検査のポイント
■ OBD検査は、令和3年10月(輸入車は令和4年10月)以降の新型車のみが義務の対象となります。
■ OBD検査は、専用の機器(検査用スキャンツール)を車両のコンピュータ(ECU)に接続して行います。
■ OBD検査は、運転支援装置(自動ブレーキ等)、自動運行装置、排出ガス抑制装置が対象です。
■ OBD検査の結果、故障が確認された場合には、修理しなければ、車検に合格しません。

新車乗用車における先進安全技術の搭載率OBD検査のイメージ
【添付資料】

・ OBD検査開始に関するお知らせ(ポスター、チラシ)

【関連リンク】

・ 国土交通省「OBD検査について」 https://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_OBD.html
・ (独)自動車技術総合機構「OBD検査ポータルサイト」 https://www.obd.naltec.go.jp/
カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

国土交通省

対象者 自動車業界
リンクサイト

報道発表資料:10月より、車検の項目に「電子装置の検査(OBD検査)」が追加されます!<br>~ 新しいクルマに、新しい車検が始まります ~ – 国土交通省 (mlit.go.jp)