２０１８年の世界ラリー選手権（ＷＲＣ）開幕戦、ラリー・モンテカルロが２５～２８日にフランスとモナコで開催され、トヨタ自動車の「ヤリスＷＲＣ」は２、３位に入り表彰台に立った。

２位には今年からトヨタガズーレーシングワールドラリーチームに加わったオット・タナック（エストニア）の８号車が、３位にはヤリ―マティ・ラトバラ（フィンランド）の７号車が食い込んだ。エサペッカ・ラッピの９号車は７位で、３台とも完走した。優勝はセバスチャン・オジェ（フランス）がドライブしたフォード「フィエスタＷＲＣ」だった。
豊田章男社長とトミ・マキネンチーム代表はともに「素晴らしいシーズンのスタートを切った」とのコメントを出した。次戦は、トヨタが１８年ぶりに復帰したＷＲＣで復活優勝を遂げたラリー・スウェーデンで、２月１５～１８日に行われる。

日刊自動車新聞1月30日掲載