2024年7月29日
日本自動車研究所と製品評価技術基盤機構 蓄電池分野で包括的相互協力協定
日本自動車研究所(JARI、中嶋裕樹理事長)と製品評価技術基盤機構(NITE、長谷川史彦理事長)は、蓄電池分野における包括的相互協力に関する協定を締結したと発表した。電気自動車(EV)や電気トラックなどの普及をにらみ、電池の安全性評価の標準化に対応していく。
全固体電池を含む次世代電池は、従来の液体リチウムイオン電池とは異なる材料で構成されており、安全性能を適切な方法で評価する必要がある。そのため、JARIが持つ車載電池の知見と、NITEが持つ定置用電池の知見を持ち寄り、電池全般の試験・研究設備の相互利用などで連携し、評価方法の整備を進めることにした。使用済み車載電池の再利用時の安全性に関する基準づくりなどにも取り組む方針だ。
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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対象者 | 自動車業界 |
日刊自動車新聞7月29日掲載