東京都トラック協会が理事会開催　会長に水野功氏

東京都トラック協会（東ト協）は、都内のホテルで通常総会後の「令和６年度第２回理事会」を開催し、総会で改選した新役員体制を審議し、新会長に水野功副会長（千代田運輸）が就任した。

副会長は菊池正浩氏（菊正自動車）と三村偉一郎（三村運送）が新任、そのほか７人が再任となった。前会長の浅井隆氏は名誉会長に就任した。

水野新会長は所信表明で「２０２４年問題を契機に風向きが変わり、業界が長年考えていたことが行政、政治家の後押しがあって標準的運賃の届け出など、フォローの風が吹いているが、その恩恵を生かしきっていないと思っている。会長職を務めるにあたり、全ト協（全日本トラック協会）と歩調を合わせて、さまざまなフォローの風を利用しながら、われわれの業界の地位が上がるようにしたい」と述べた。