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2024年7月05日

JAF公認、マイカーで新たな競技 全国初のドリフトテスト開催

ドライビングパレット那須(栃木県那須塩原市)で、日本自動車連盟(JAF、坂口正芳会長)公認の新しい競技「ドリフトテスト」が開催された。昨年12月に名阪スポーツランドDコース(奈良県山添村)でプレ開催された競技で、正式開催は今回が全国で初めて。定員30人に対して、首都圏を中心に広範囲から59人の応募があった。当選者のうち女性は10人で、JAF会員が20人だった。

ドリフトテストはマイカーで参加する初心者向けのドリフト体験競技で、参加者は申請すると国内Bライセンスの取得が可能だ。競技はウエット路面でサイドブレーキを使いながらリアを滑らせてコースを走り、最後にドリフトしながら枠内へ駐車させてポイントを競う。

今大会は、主催がJAF加盟クラブ「360―レーシング」(伊藤達也代表)で、JAF栃木支部(岩瀬裕昭支部長)が協力した。ドリフト競技「D1グランプリ」に参戦している山中真生選手(俺だっ!レーシング所属)と久保川澄花選手(ハイチュウ・インターナショナル所属)がインストラクターを務め、審査にも加わった。また、俺だっ!レーシングのスポンサーを務めるウエインズトヨタ神奈川が、D1グランプリの参戦車両「スープラ」をデモカーとして提供した。

競技終了後、デモカーによる同乗走行が行われ、表彰式では1~3位に楯とメダル、賞品、4~6位に楯と賞品がそれぞれ贈られた。参加者から次回開催を望む声があり、関係者は「JAFの支援が開催につながった」と語った。

カテゴリー 展示会・講演会
対象者 一般,自動車業界

日刊自動車新聞7月4日掲載