2024年7月01日
エネオス、共用充電ステーション実証 全長10㍍EVトラックに国内初対応
ENEOS(エネオス)は、グループ会社エネオスウイングの新木場トラックステーション(東京都江東区)で、全長10㍍の電気トラック(EVトラック)に国内で初めて対応した共用充電ステーションの実証実験を7月2日に開始すると発表した。2プラグで最大出力90㌔㍗のハイパワー充電器を設置し、全長10㍍の大型EVトラックおよび全長5㍍以下の小型EVトラック2台同時の急速充電を試す。
充電ステーションは事前予約制で運用し、充電待ち時間の削減を図る。使用する充電器は、設置スペースが従来方式の半分以下となる柱上設置型の高圧受電設備とする。実証には、佐川急便やSBSホールディングスなどが参加する。
物流事業者は、脱炭素社会に向けて商用車の電動化に迫られているものの、EVトラックの急速充電インフラの整備は進んでいない。エネオスは物流事業者の協力を得て、EVトラック向け共用充電ステーションの使い勝手や効果を検証、課題を抽出してインフラ整備のノウハウを蓄積する。
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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対象者 | 自動車業界 |
日刊自動車新聞6月28日掲載