2024年6月28日
ホンダ 小型ミニバン「フリード」8年ぶり全面改良、3代目
ホンダは27日、「フリード」を8年ぶりに全面改良して28日に発売すると発表した。フリードの特徴である取り回しのよい車体サイズを保ちつつ、後席の居住性を高め、パワートレインや運転支援システムも刷新した。「ホンダの柱になるモデル」(高倉記行日本統括部長)と位置付け、月販計画は2016年に投入した旧型を上回る6500台に設定した。
3代目となる新型フリードは「スマイルジャストライトムーバー」をコンセプトに開発した。パワートレインはガソリン車とハイブリッド車(HV)の2タイプ。HVは旧型の1モーターハイブリッドから最新の2モーターシステム「e:HEV」とした。フロントシートの形状を見直すなどして後席の居住性も高めた。
グレード展開は、ガソリン車、HVともベースの「エアー」2タイプとアウトドアを意識した「クロスター」の合わせて6グレードだ。クロスターは従来以上にデザインを差別化し、従来は取り切れていなかった20代後半から30代前半の若年層を開拓し、販売台数を増やしたい考え。価格は250万8千~343万7500円(消費税込み)。
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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対象者 | 一般,自動車業界 |
日刊自動車新聞6月28日掲載