会員向けクルマ
biz

INFORMATIONクルマの情報館

自動車産業インフォメーション

2024年2月05日

日本交通が「日本型ライドシェア」 ドライバーのプレエントリー開始

日本交通(若林泰治社長、東京都千代田区)は、「日本型ライドシェア」の担い手となるドライバー(NRS)希望者のプレエントリー受付を開始した。早期に募集活動に着手して新制度の周知とドライバーの確保を図り、4月に予定する同ライドシェアの円滑な立ち上げにつなげる。

日本型ライドシェアは、道路運送法第78条第3号に基づき、タクシー事業者がタクシーと同等の運行管理・整備管理を実施し一般ドライバーと自家用車による有償運送を行う制度。同社は1月10日に東京ハイヤー・タクシー協会が公表した「日本型ライドシェア東京ハイヤー・タクシー協会ガイドライン(案)」に基づく運送を具体化するため、同31日にNRSのプレエントリーに乗り出した。

採用は発表が予定される国土交通省の通達に基づき正式に開始するが、プレエントリー参加者に具体的な求人情報などを案内し人材獲得を目指す。プレエントリー応募は同社事業部がメールで受け付ける(nrs-recruit@nihon-kotsu.co.jp)。文面には氏名・電話番号・希望勤務地・質問などの記載が必要。予定する雇用形態はパートタイム(副業可)で、対象は自動車運転免許取得後1年以上経過し、自家用車による有償運送が可能な人とする。

予定勤務地は、東京23区、立川市、さいたま市、横浜市。勤務は、朝の通勤時間帯などタクシーが繁忙な時間帯のみを予定し、週間20時間未満とする。

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
対象者 一般,自動車業界

日刊自動車新聞2月5日掲載