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2023年10月25日

国交省 「車両安全対策」講演公開、モビリティショーでトークセッションも

国土交通省は、産学官連携で取り組む車両安全対策を紹介する「自動車安全シンポジウム」を開くと発表した。これに合わせて、子どもや高齢者を交通事故から守るための車両安全対策や、安全装置の開発動向などをテーマに、官民の有識者や業界関係者らによる講演動画をこのほど公開した。「ジャパンモビリティショー2023」(26日から開催)の会場でトークセッションも実施する。

国交省が同シンポジウムを開催するのは今回で23回目。テーマは「少子高齢社会における車両安全対策~社会的背景を踏まえて重視すべき重大事故の防止への取り組み~」とした。官民による車両安全対策の検討状況を公表し、広く国民や関連業界の関係者から意見を集め、今後の車両安全対策に役立てたい考えだ。

講演動画は、動画配信サイト「ユーチューブ」に設けた公式チャンネル第23回「自動車安全シンポジウム」で公開している。30日午後1時半からジャパンモビリティショー2023会場内で行うトークセッションには、動画に出演した講演者が出席する。

講演動画の内容と出演者は次の通り。(敬称略)

▽社会的背景を踏まえた車両安全対策と国際基準の動向=猶野喬国土交通省物流・自動車局車両基準・国際課安全基準室長▽少子高齢社会におけるASVの取り組みと車両安全に対する「学」のアプローチ=稲垣敏之筑波大学学長特別補佐・特命教授▽交通事故削減に向けた車両安全対策の開発動向と今後の方向性=髙橋信彦日本自動車工業会安全技術・技術政策委員会車両安全部会長▽ユーザー目線から考える少子高齢社会における車両安全対策のあり方=森山みずほモータージャーナリスト

カテゴリー 交通安全
対象者 一般,自動車業界

日刊自動車新聞10月7日掲載