「フォーミュラＥ」日本大会初開催　来年３月、東京ビッグサイト周辺で

電気自動車（ＥＶ）のフォーミュラカーレース「フォーミュラＥ」の運営団体、フォーミュラＥオペレーションズ（ＦＥＯ）は来年３月３０日、東京ビッグサイト（東京都江東区）周辺で東京大会を初開催すると発表した。国際自動車連盟（ＦＩＡ）の世界モータースポーツ評議会が２０２４年のフォーミュラＥの暫定開催日程を承認した。

東京での開催をめぐっては２２年１０月、小池百合子都知事がＦＥＯと協定を結び、公道レースの開催に向けて関係省庁などとも調整を続けていた。開催決定を受け、小池知事は「このレースは東京が持続可能な国際都市を目指す上で、ゼロエミッション車の普及に弾みをつけ、東京の魅力を世界に発信する絶好の機会となる」とコメントした。

２４年シーズンは１月にメキシコで開幕し、東京大会は第７戦となる予定。全１７戦を予定しており、開催が決まっている世界１０都市のほか、３戦分の開催を調整中だ。