2022年6月20日
経産省 「GXリーグ」発足式、賛同440社がオンライン参加
経済産業省は10日、企業が設定した二酸化炭素(CO2)排出削減目標を国が評価する「グリーントランスフォーメーション(GX)リーグ」の発足式を都内で開催した。GXリーグに賛同した約440社がオンラインで参加し、取り組みで目指す方向性などを共有した。
発足式であいさつした萩生田光一経済産業相は、「(賛同企業の)440社がリーダーシップを発揮し、日本のGXを先導してほしい」と呼び掛けた。式では三菱ケミカルやユーグレナなどの賛同企業が自社の取り組みを説明した。
パナソニックホールディングスの小川立夫執行役員は、車載用電池のCO2排出測定に関する統一基準が未確立であることなどを例に挙げ、「GXリーグを通して、脱炭素に貢献する統一された『モノサシ』をつくり、グローバルでのルール形成に取り組んでいきたい」とした。
GXリーグは2023年度以降の本格始動を目指している。「50年カーボンニュートラル実現」を前提に、賛同企業には30年度のCO2削減目標の設定と、それに対する達成状況の公表を求める。
カテゴリー | 会議・審議会・委員会 |
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対象者 | 自動車業界 |
日刊自動車新聞6月11日掲載