2022年4月15日
第281回 会員研修会 「交通事故における歩行者傷害低減に向けた取り組み」 開催
日本自動車会議所は13日、東京都港区の日本自動車会館で「第281回 会員研修会」を開催しました。新型コロナウイルス感染対策として、会場ではソーシャルディスタンスなどを引き続き実施。リモート配信も併用し、全国から計約70名に参加いただきました。
今回は「交通事故における歩行者傷害低減に向けた取り組み」をテーマに、講師には独立行政法人「自動車技術総合機構」交通安全環境研究所主席研究員の松井靖浩氏をお迎えしました。

講演では、日本の交通事故死者数のうち歩行中死者数が最も多く、歩行者保護対策が重要な課題と指摘。車と歩行者との危険な接近条件について、ニアミス映像等を交え、詳しく解説いただきました。
最近では年齢層別の歩行中死者数で65歳以上が74%に上っており、高齢歩行者の道路横断事故が起きる特性を調べた各種データも紹介いただきました。
歩行者や自転車を検知できる先進安全技術のカメラやブレーキ、センサーなど車に搭載する「衝突被害軽減装置の普及が有効」などとも強調されていました。
日 時 | 2022年4月13日 15:00~16:30 |
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カテゴリー | 会員研修会 |
場 所 | 日本自動車会館1階(東京都港区芝大門1‐1‐30) |
テーマ | 交通事故における歩行者傷害低減に向けた取り組み |
主催者 | 日本自動車会議所 |
講 師 | 独立行政法人 自動車技術総合機構 交通安全環境研究所 主席研究員 松井靖浩氏 |
対象者 | 自動車業界 |