2021年9月24日
大阪ダイハツ HPで洗車ノウハウ、分かりやすく紹介
大阪ダイハツ(三宮士郎社長)は、自社ホームページ(HP)でユーザーのカーライフに役立つアイデアや情報の紹介に注力している。今夏には「大阪ダイハツ整備士に聞く!」と題して洗車方法を紹介するページを公開。身近にある道具を使ってユーザー自身でできる洗車を「プロ(整備士)が解説する」ことで閲覧数を着実に獲得している。
同社では今後も「大阪ダイハツのファンづくり」の一環として、「分かりやすくて役に立つ情報発信」(総務部・三宮舞子課長)に取り組みコーナーの充実を図っていく。
同社HPでは、販売車種や店舗案内などとともに「車えらびガイド」のコーナーを設置。新車選びのポイントやカーライフを快適に過ごすためのアイデアを紹介している。3年前のHPリニューアルで内容を一新し、新モデルに搭載された新たな機能のほか、福祉車両の紹介などを掲載している。また、「軽自動車で気軽に出かける車中泊」をテーマとしたカーライフなども紹介している。
こうしたコーナーコンセプトの一環で、これまでに「自分でできるセルフメンテナンス」として、エンジンオイルの色や量のチェックをはじめとしたクルマの日常点検のノウハウを解説したコーナーを掲載した。「プロ(整備士)の解説により、分かりやすく自分でもできる」(同)とユーザーからも好評だったほか、「整備士の顔を出すことで、お客さまからお声がけをいただいた」こともあったそうだ。
今回は洗車をテーマとし、ホースやバケツ、スポンジ、カーシャンプーなどの使用グッズと洗車手順を整備士が紹介している。作成にあたっては、ユーザーにヒアリングを行い、グッズや手順の分かりやすさをポイントとした。反響も上々で、三宮課長は「もともと、自身が手洗いで洗車したいというユーザーが多かったこと。コロナ禍の外出自粛で、家で過ごす時間が多くなったこと」が閲覧数増加につながっているのではないかと話す。
同社では、今後も同コーナーの拡充に注力していく考え。新モデル発売のタイミングでの車種紹介のほか、万一の災害の際に活用できる自動車の機能、危険を回避し安心・安全に過ごせるカーライフなどをテーマに情報発信を行っていく。
同時に、ユーザーや自社スタッフへのヒアリングも積極的に行い、「プロからのアドバイス」を中心に企画内容を充実させる。整備士のほか営業スタッフなどを登場させることで、ユーザーからの同社への親近感も高めていく。
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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対象者 | 一般,自動車業界 |
日刊自動車新聞9月16日掲載