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自動車産業インフォメーション

2021年3月25日

自動車メーカー各社 宣言解除で在宅勤務など一部ルール緩和

自動車メーカー各社は、政府の緊急事態宣言全面解除後の22日以降も感染防止対策を継続しつつ、一部で社内ルールを緩める。ホンダは在宅勤務を「原則」から「推奨」に切り替え、三菱自動車は原則週1回以上の出社とする。

トヨタ自動車は、東京地区事業所の従業員を原則在宅勤務とするなど緊急事態宣言解除後も対策を継続する一方で、本社・名古屋は午後9時以降、東京は午後8時以降の外出自粛要請は解除する。夜の会食自粛などは引き続き要請する。

ホンダは東京、和光、朝霞の事業所や埼玉製作所の間接部門で原則在宅勤務としてきた働き方を「業務に支障のない範囲での在宅勤務を推奨」する方針に切り替える。

全国の事業所を対象に原則禁止としていた出張や会食も必要に応じて認めるようにするものの、出張はデジタルツールの活用による代替を促し、会食は少人数かつ短時間で行うように要請する。

三菱自は、本社・田町地区の従業員を対象に、これまで原則在宅勤務としていたのを、22日から原則週1回以上の出社に変更する。ただし、出社率は40%未満とする。

日野自動車は、引き続き間接員の出社率を2割に抑える。1月の緊急事態宣言発令時に厳格化した感染予防策を継続し、出張なども控えることを呼びかける。

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
対象者 一般,自動車業界

日刊自動車新聞3月22日掲載