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2021年3月25日

自動車公正取引協議会 公正規約のオンライン研修好評

自動車公正取引協議会(神子柴寿昭会長)が新車ディーラーなどを対象に実施している自動車公正規約のオンライン研修が好評だ。今月に8回分設定した開催枠は、締切日を待たずに定員を超える申し込みが入るなど、事務局の予想を超える問い合わせが集まった。

まだ受講できていない希望者もいることから、4月に追加開催することを決定。3月よりも開催枠を増やして対応するなどし、会員のニーズに応えていく。

開催しているのは「景表法や公正競争規約に関するオンライン研修会」。例年は、新車ディーラーの販促担当者や広告会社の関係者などを対象に全国の主要都市で開催していたが、コロナ禍で集合型の研修が難しいことからウェブ会議システムを活用したスタイルに変更した。

初のオンライン開催となった3月分は想定を超える申し込みが届き、定員を上回る受講者を受け入れて対応した。ただ、それでも受講しきれない人が少なくない事から4月の追加開催を決めた。

4月は1回当たり80人の開催で全10回を予定する。すでに順調に申し込みが入っており、事務局では「希望する方は早めの申し込みを」と呼び掛けている。

今後は、各地の自動車関連団体と連携した研修の開催も予定している。緊急事態宣言解除後もコロナ禍の状況を見ながら「各団体の要望に応じてオンラインと集合型を併用していきたい」という。

同研修は、新車、中古車規約に関する基礎研修と最近の景品表示法や同規約の運用状況などを学ぶレベルアップ研修の2部構成で実施している。

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
対象者 自動車業界

日刊自動車新聞3月22日掲載