2021年3月17日
自販連東京、盲導犬育成事業を推進 21年度定時総会で承認
日本自動車販売協会連合会東京都支部(自販連東京都支部、加藤和夫支部長)は、盲導犬育成事業を積極的に推進する。公益信託自販連盲導犬育成基金が基金の消滅により2020年3月末で解散していることから、自販連東京都支部の会費を月額2千円増やして同事業の費用に充てる。21年度定時総会で承認した。
同支部は21年度事業の重点項目に、自動車販売事業の経営改善に向けた活動、自動車の検査及び登録に関する申請業務の円滑化、自動車の環境・交通安全に係る活動、自動車販売に関する広報活動、官公署及び関係団体との連携などを掲げている。
盲導犬育成事業の推進は環境・交通安全に係る活動の一つ。自販連盲導犬育成基金では全国で198頭の盲導犬を視覚障がい者に貸与してきた。このうち同支部では、東京都内在住の視覚障がい者に対し、1991年7月と93年8月、01年1月、06年7月、19年11月に各1頭・累計5頭の盲導犬を貸与している。
同支部は、視覚障がい者の自立と社会参画の機会増大は、自動車業界の社会的役割としても重要と考え、会員が協働して同事業を維持・継続していくことを決定。今後も社会貢献活動事業の一環として取り組み続けることとした。
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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対象者 | 一般,自動車業界 |
日刊自動車新聞3月11日掲載