2021年2月8日
コロナ禍、乗合バス運賃値上げを困難視 東京バス協会長
東京バス協会の山口哲生会長(東急バス社長=日本バス協会副会長)ら幹部と専門紙記者会との懇談会が4日、東京・初台TNビルで開かれた。
山口会長は、新型コロナウイルス禍の乗合(路線)バス事業の回復策の一つとして取り沙汰される上限運賃改定の是非について、「本則の改定(運賃本体の値上げ)、付加サービスの緩和、シルバーパス(福祉乗車証)算定基準の見直しの三つのパターンが考えられるが、値上げは一番難しいと感じる。国民生活全体の中で『大変なのは、お前のところだけではない』となりそうだ」と困難視した。
貸切バスでは当面、学校関連の送迎に力を入れる方針が示された。
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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対象者 | 一般,自動車業界 |
東京交通新聞2月8日掲載