2021年1月21日
日整連が理事会 OSS推進に力、21年度計画を策定
日本自動車整備振興会連合会(日整連、竹林武一会長)は、「第170回理事会」を開き、2021年度の事業計画を決定した。自動車の新技術への対応、自動車行政手続きのワンストップサービス(OSS)推進、整備士の人材不足や後継者難への対策などに取り組む。さまざまな事業の実施を通じて会員各社の経営基盤の強化につなげていく。
10月(輸入車は22年)に「OBD(車載式故障診断装置)検査」が始まることを受け、円滑な実施に向けた情報収集に努める。OSSについては継続検査申請の普及促進を図る。
整備情報提供システム「FAINES(ファイネス)」の情報内容を充実化するとともに、次期システムへの更新準備も行う。
整備士の人材確保に向けて整備士のPRツールを作成する。高校に整備士養成施設の紹介や職場体験学習の実施などを推進する。
新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するため、13日に開催する予定だった理事会を書面開催した。例年行っていた記者説明会も取り止めた。
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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対象者 | 自動車業界 |
日刊自動車新聞1月18日掲載