2020年11月19日
タイヤ4社 そろって通期業績予想を上方修正
国内タイヤ4社が、2020年12月期業績予想を揃って上方修正した。第2四半期(4~6月)から好調な中国と、7月以降、需要が段階的に戻りつつある北米の2大市場が上振れの要因になった。
横浜ゴムは中国での新車用タイヤの販売が前年同期に対し、7~9月は116%となった。10~12月もほぼ同水準を見込む。ブリヂストンも中国が業績回復の下支えになった。
トーヨータイヤは、北米でのSUV用タイヤの販売好調が寄与し、地域セグメント別の通期営業利益で前年同期比約4割増を見込む。住友ゴム工業は、北米での販売本数が1~6月は前年同期比20%減だったが、7~12月は同9%増まで回復すると見込む。
横浜ゴムも「7~9月の北米の回復が予想以上。10~12月も前年並みの売り上げが期待できる」とした。
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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対象者 | 自動車業界 |
日刊自動車新聞11月16日掲載