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自動車産業インフォメーション

2020年10月23日

カー用品小売り、4~9月の売上高1割減 6月以降回復

自動車用品小売業協会(APARA、小林喜夫巳会長)が19日公表した2020年4~9月の用品小売り4社の売上高合計は1784億5123万円となり、既存店ベースで前年比10・2%のマイナスとなった。

新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言の発令や車両稼働機会の減少を受けて、4月は同18・7%減と落ち込んだものの、6、7月はプラスで推移するなど市場が回復に向かい、上期全体では1割減にとどめた。

品目別ではタイヤやホイール、カーナビが2割以上落ち込んだ一方、バッテリー(同6・6%増)やケミカル(同10・6%増)などの定期交換商品がプラスとなり市場を支えた。

同日発表した9月単月の売上高は、既存店ベースで同31・3%減の280億5144万円と大きく落ち込んだ。消費税増税やタイヤ値上げを控え駆け込み需要が生じた前年の反動で、全ての品目で前年割れとなった。

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
対象者 一般,自動車業界

日刊自動車新聞10月20日掲載