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2020年8月20日

7月の中古車登録、2カ月連続増 普通乗用は過去最高

日本自動車販売協会連合会(自販連、加藤和夫会長)が13日に発表した2020年7月の中古車登録台数は、前年同月比3・7%増の34万9548台と2カ月連続で前年を上回った。

外出自粛を要請した緊急事態宣言が5月25日に全国で解除されたことや、新車の納期が長期化傾向にあることなどから中古車の需要が増えた。7月として普通乗用車が過去最高を記録した一方で、バスは観光需要や輸出の冷え込みで過去最低だった。

車種別に見ると、乗用車は同3・8%増の30万5267台と2カ月連続で増加した。このうち、普通乗用車は同6・7%増の17万8377台と2カ月連続で増えた。04年7月の16万8821台を約1万台上回り、同月としての過去最高記録を更新した。小型乗用車は前年並みの12万6890台だった。

貨物車は、同3・7%増の3万6140台と2カ月連続で前年を上回った。このうち、普通貨物車は同0・8%減の1万5224台と2カ月ぶりに減少した。小型貨物車は同7・3%増の2万916台と5カ月連続で増加した。バスは5カ月連続のマイナスで、同20・9%減の907台。4カ月連続で2桁減となった。

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
対象者 一般,自動車業界

日刊自動車新聞8月15日掲載