2020年7月28日
トーヨータイヤ シミュレーターで安全運転を啓発
トーヨータイヤは、ドライブシミュレーターを用いたタイヤ安全啓発活動に取り組んでいる。日頃のドライブでは想定しづらい事例なども疑似体験できるイベントを通じて、タイヤの取り扱いに関する理解を広めている。
同社と国内販売子会社のトーヨータイヤジャパンは昨年から、タイヤ安全啓発活動の一環として、独自にソフト開発したドライブシミュレーターを導入している。
タイヤ空気圧の違いによる操縦安定性の違いや溝残量の違いによる制動距離の違い、ハイドロプレーニング現象が発生した際の走行など、さまざまな事例の体験機会を提供して、適切な状態でタイヤを使用することの重要性を周知している。
今年は全国4カ所のイオンモールにイベント会場を展開し、幅広いユーザーの参加機会を設ける。
同社は「コロナ禍で自動車ニーズが伸長している中、改めて安全への意識を高めてほしい」として、定期的な空気圧点検や雨天時走行における注意などを喚起していく考え。
カテゴリー | 交通安全 |
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対象者 | 一般,自動車業界 |
日刊自動車新聞7月21日掲載