2020年7月9日
貸し切りバスのコロナ対策ガイドライン 日バス協など
日本バス協会と日本旅行業協会、全国旅行業協会で構成する「貸切バス旅行連絡会」は、貸し切りバスに特化した新型コロナウイルス対応ガイドラインを策定した。
貸し切りバスを利用した旅行では旅行会社が関わる場面が多いことから、旅行会社の役割も明示している。
旅行会社が行うこととしては、利用者の体調管理や症状のある人への参加自粛要請、陽性診断の場合の旅行会社への連絡要請、参加者の連絡先情報の2週間の保存、利用者への協力依頼(手指消毒、マスク着用)、サービスエリア・パーキングエリアでの長めの休憩確保などを示している。
さらに、貸し切りバスに限定される内容でバス事業者や利用者の対策として、運転手・ガイドにはマスク着用や列ができないような離席を呼びかけている。
加えて、手荷物受け渡し時のマスク・手袋着用など、利用者には飲食、特に飲酒や大声での会話の自粛、カラオケ利用の禁止などを挙げている。
このほか、路線バスと共通の内容でもある、点呼時の乗務員の健康チェックや車内の消毒、バス車両の換気性能(感染症に対する高い安全性確保のため)のPRなども求めている。
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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対象者 | 一般,自動車業界 |
日刊自動車新聞7月6日掲載