2020年6月23日
全国レンタカー協会が総会 専務理事に中村浩一氏
全国レンタカー協会(岩崎貞二会長)は18日、東京都内で「第39回通常総会」を開き、新型コロナウイルスの感染拡大でレンタカー事業者の経営環境が悪化したことを受け、会費を減額することを決めた。
また甲田秀久専務理事の退任に伴い、中村浩一氏を後任に選出した。
会費の減額は、各地区協会が加入する第1種会員と全国大手のレンタカー事業が加入する第2種会員を対象に4~6月の3カ月分を免除する。また賛助会員については、申し出があった場合に会長が判断することとした。
新たに専務理事に就任した中村氏は、国土交通省自動車局、日本自動車連盟(JAF)を経て、1日から同協会に所属していた。
また総会では、19年度事業報告、決算報告を可決したほか、レンタカー利用拡大に向けた取り組みなどを盛り込んだ20年度事業計画案、予算案を承認した。
挨拶に立った岩崎会長は、コロナ禍でレンタカー利用が落ち込んでいることを指摘し「これからの課題はどのようにレンタカーを使ってもらえるかだ。今後は、観光での利用者が増えるのではないか」と、経済活動の再開に伴う事業環境の好転に期待した。
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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対象者 | 自動車業界 |
日刊自動車新聞6月20日掲載