2020年5月19日
コロナで自動車購入延期6割超 リブ・コンサルティング調査
経営コンサルタントのリブ・コンサルティング(関巌社長、東京都千代田区)は「新型コロナウイルスによる消費者意識、行動の変化」についてのアンケート調査を実施した。それによると、新型コロナウイルスの感染拡大によって自動車の購入を「延期」する人は60%以上にのぼった。
調査は4月17日~24日にインターネットを使って実施した。自動車購入の経験者で、緊急事態宣言の先行7都府県から210人、その他の道府県から201人、合わせて411人から回答を得た。男性は208人、女性は203人が回答した。
新型コロナウイルスの流行が収束する時期について「半年くらい」「1年くらい」「1年以上」と考えている人が合わせて78・6%だった。自動車購入を「延期(先延ばし)」するとした人は63・7%で、「今まで通り必要なら店舗へ行く」と答えた人は29・2%だった。
「ネットなどで代替えできれば利用したい」は7・1%だった。結果について同社は「自動車は車検、点検などのサービス利用もあるため、店舗訪問の割合が家具やファッションなどより高い」と分析した。
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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対象者 | 自動車業界 |
日刊自動車新聞5月15日掲載