2019年12月16日
近畿輸入車11月、落ち込み幅縮小 年末の需要拡大に期待
日本自動車輸入組合(JAIA)の発表によると、11月の近畿地区の輸入車新規登録台数は前年同月比9・2%減の4539台となった。2カ月連続のマイナスだが、2桁減だった前月と比べ落ち込み幅を縮小している。外国メーカー車は5・9%減の4125台と1桁減にとどめたが、日本メーカー車は32・8%減の414台と大幅減を喫するなど明暗が分かれた。
総合計のうち、貨物とバスを除く乗用車は9・6%減の4288台。総合計の府県別は滋賀が3・8%減にとどめるなど健闘をみせた。
近畿の輸入車業界では11月のマイナスが全国平均と同じ1桁台におさまったことで、年末商戦での需要拡大に期待が高まっている。一部ディーラーでは新型車効果で店頭来場も増加基調にあり、受注も堅調という。各社は出張展示会やイベントの開催など積極的に拡販施策を展開しており、12月の市場動向に注目が集まる。
日刊自動車新聞12月12日掲載
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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主催者 | 日本自動車輸入組合 |
開催地 | 近畿地区 |
対象者 | 自動車業界 |