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自動車産業インフォメーション

2019年11月27日

オリックス自、あおり運転を検知・警告 ドライブレコーダー 運行管理へ新機能

オリックス自動車(上谷内祐二社長、東京都港区)は21日、同社が日本国内で独占販売している人工知能(AI)を搭載した米ナウト社製ドライブレコーダー=写真=に、あおり運転をリアルタイムで警告できる新機能を追加したと発表した。

自社のドライバーによるあおり運転を防ぐ対策を進める法人の運行管理や安全運転対策のサポートにつなげる。同時に、運転時の携帯電話の使用も警告できるように改良しており、わき見運転による事故削減にも役立てていく考えだ。

あおり運転の検知は自車の速度や前方車両との距離などを常時検出してAIで評価。異常な状態と判断した場合、すぐに特殊な音声でドライバーに知らせる。また、ドライブレコーダーの車内側のカメラを使ってドライバーの状況も把握し、携帯電話を保持しただけで自動的に警告できるようになった。従来はわき見を伴わない携帯電話の使用は検出できなかったが、認識技術の向上などで改良を実現した。同じく、事故発生のリスクが高まるドライバーの喫煙も自動検出して警告が行える。改良版のソフトウェアはドライブレコーダーの通信機能で自動更新するため、既存ユーザーも新機能を利用できる。

これに伴い、オリックス自動車とナウトの日本法人ナウトジャパン(井田哲郎代表、東京都千代田区)は「STOP!ながら運転・あおり運転キャンペーン」を12月1日の道路交通法の改正に合わせて実施することも公表。来年3月末までの期間中、ナウトを契約した法人に1台当たり4500円の月額使用料を3カ月間無料にする。

日刊自動車新聞11月22日掲載

開催日 2019年11月21日
カテゴリー キャンペーン・表彰・記念日
主催者

オリックス自動車㈱

対象者 大学・専門学校,一般
リンクサイト

ニュースリリース 「STOP!ながら運転・あおり運転キャンペーン」

https://www.orix.co.jp/auto/press/pdf/release_20191121.pdf