2019年11月1日
日刊自連載ニューワールド デジタル革命で変わるクルマ産業 7/所有しない時代の儲け方/難しい収益バランス 手探り段階
クルマをつくって、販売。その後、買い替えに伴い発生する中古車やメンテナンス、保険─。これまで自動車業界がつくりあげてきた「非常に良くできたビジネスモデル」(トヨタ自動車・豊田章男社長)は今、 クルマをつくって、販売。その後、買い替えに伴い発生する中古車やメンテナンス、保険─。これまで自動車業界がつくりあげてきた「非常に良くできたビジネスモデル」(トヨタ自動車・豊田章男社長)は今、「所有から利用へ」の流れが加速する中、根底から揺さぶられている。所有しない時代に、自動車業界はどう挑むのか。
スマートフォンで簡単にモノを共有するといった、シェアリング文化の波は自動車業界にも押し寄せている。ポルシェジャパンのコーポレートビジネスディベロップメントのアンドレ・ブランド担当部長は「所有はしないが、乗ってみたいというカスタマーニーズは強い」とみて、クルマの利用機会を提供しようとしている。
その一つが、マンション居住者専用のカーシェアリングサービスだ。単身者向けに特化したマンションを開発・販売するフィードに協力し、東京・舎人(足立区)のマンションで来年から始める。55人が入居できるマンションに「マカン」を2台置く。居住者のうちサービスの利用希望者は月額1~2万円で、月24時間まで自由に利用できる。「所有から利用へ」の流れが加速する中、根底から揺さぶられている。所有しない時代に、自動車業界はどう挑むのか。
スマートフォンで簡単にモノを共有するといった、シェアリング文化の波は自動車業界にも押し寄せている。ポルシェジャパンのコーポレートビジネスディベロップメントのアンドレ・ブランド担当部長は「所有はしないが、乗ってみたいというカスタマーニーズは強い」とみて、クルマの利用機会を提供しようとしている。
その一つが、マンション居住者専用のカーシェアリングサービスだ。単身者向けに特化したマンションを開発・販売するフィードに協力し、東京・舎人(足立区)のマンションで来年から始める。55人が入居できるマンションに「マカン」を2台置く。居住者のうちサービスの利用希望者は月額1~2万円で、月24時間まで自由に利用できる。
日刊自動車新聞10月29日掲載
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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主催者 | 日刊自動車新聞社まとめ |
対象者 | 自動車業界 |