2019年10月31日
厚労省 トラック労災、死亡災害上回る
厚生労働省が公表した陸上貨物運送事業の労働災害発生状況の速報によると、10月7日までに報告れれた今年1月~9月の死亡災害者数は前年同期比5.3%(3人)増の60人だった。昨年を上回ったのは今年初めて。
死亡災害が多い建設業、製造業、陸上貨物運送事業のうち、陸運業のみが増加傾向を示した。死亡災害を型別でみると、「墜落・転落」が前年より4人増加して11人だったほか、「転倒」、「飛来・落下」、「激突され」がそれぞれ1人増加した。
一方、「交通事故(道路)」や「はさまれ・巻き込まれ」は前年比べて1人減少した。また、死亡災害及び休業4日以上の死傷災害者数は2.7%(275人)減の1万43人だった。
「転倒」が前年より212人減少して2819人。「飛来・落下」67人減の447となった。交通事故(道路)も21人減の543人だった。
日本流通新聞10月28日掲載
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
---|---|
主催者 | 厚生労働省 |
対象者 | 自動車業界 |