愛知県の２０１９年度上期（４～９月）の新車総市場（登録車と軽自動車の合計）は前年同期比６・１％増の２０万５１５５台で、上期として２年ぶりのプラスとなった。

登録車、軽自動車ともに前年度上期実績を上回った。このうち登録車は同５・７％増の１４万６０２９台で２年ぶりのプラス、軽自動車は同７・１％増の５万９１２６台で３年連続のプラスとなっている。また、登録車のうち国内商用車メーカーは４銘柄ともにプラス伸長となったほか、登録車の海外銘柄車（純輸入車）は同１・５％増の１万３７２３台で２年連続のプラスとなった。

上期新車総市場で前年度上期実績を上回った国産銘柄はトヨタ、ホンダ、ダイハツ、スバル、レクサス、三菱、日野、いすゞ、三菱ふそう、ＵＤトラックスの１０銘柄。このうちトヨタとスバルを除く８銘柄の前年同期比が二桁増となった。

また、登録市場におけるトヨタの構成比は同１・０㌽増の５６・２％となっている。このほか、総市場に占める軽自動車市場の構成比は同０・３㌽増の２８・８％となった。

一方、９月の新車総市場は前年同月比１３・１％増の４万３５９２台で３カ月連続の前年超えとなった。このうち登録車は同１２・６％増の３万９１４台で６カ月連続のプラス、軽自動車は同１４・５％増の１万２６７８台で３カ月連続のプラス。

総市場に占める軽自動車の構成比は同０・４㌽増の２９・１％となった。また、純輸入車の登録台数は同３・１％増の３１３４台で２カ月ぶりのプラスとなり、登録車に占める構成比は同１・０㌽減の１０・１％となった。

９月の登録車の銘柄別内訳は、国内乗用車系はトヨタが同１５・９％増の１万６７７６台、日産が同３・１％減の２４０３台、ホンダが同７・６％増の２２３４台、マツダが同１７・５％増の１８０５台、レクサスが同１０３・０％増の１０２９台、スバルが同４・２％増の８４０台、スズキが同５・３％増の６９６台、三菱が同２２・７％増の５１３台、ダイハツが同３・７％減の１８２台となった。

商用車系では日野が同１７・０％減の４７５台、いすゞが同９・７％増の４５１台、三菱ふそうが同２２・２％増の２８６台、ＵＤトラックスが同６１・４％増の７１台となっている。

また、純輸入車はメルセデス・ベンツが同１５・６％増の５７２台、フォルクスワーゲンが同１７・５％増の５５０台、ＢＭＷが同３２・７％減の３７８台などとなった。

日刊自動車新聞10月18日掲載

開催日	2019年10月19日
カテゴリー	白書・意見書・刊行物
主催者	日刊自動車新聞社まとめ
開催地	愛知県
対象者	自動車業界