2019年10月19日
トラック倒産が増加、1~9月で25%増159件
2019年の道路貨物運送事業者の倒産(法的倒産と私的倒産を含む)が増加している。
東京商工リサーチ(TSR)によると、19年1~9月期は前年同期(18年1~9月)を倒産件数・負債総額ともに大きく上回っている。このまま推移すると、通年で倒産件数は200件、負債総額200億円超が予想される。件数では4年ぶりに200件を超える可能性が高い。
東京商工リサーチが9日発表した、1~9月のトラック実運送業の倒産は、件数が159件(前年同期25.2%増)、負債総額が159億9000万円(同46.7%増)と前年同期を大幅に上回った。
「人で不足」関連倒産の累計は29件(前年同期8件)と3.6倍超の大幅増となった。19年度上半期(4~9月)では18件(前年同期4件)と4.5倍で、「求人難」型が8件で全体の4割以上を占め、人材難の深刻度合いがうかがえる。
日本流通新聞10月14日掲載
開催日 | 2019年10月14日 |
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カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
主催者 | 東京商工リサーチ |
対象者 | 自動車業界 |
リンクサイト | 東京商工リサーチ 2019年度上半期(4-9月)「人手不足」関連倒産 |