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2019年9月7日

初のカーシェア実証 スズキ、大阪で開始

スズキは3日、スマートバリュー、丸紅とともに大阪府豊中市でカーシェアの実証実験を開始すると発表した。スズキがシェアリングサービスに乗り出すのは初めて。

販売店の駐車場などを活用した郊外型シェアリングサービスの実証実験を今秋以降に実施する。スズキは1年間の実験でノウハウを蓄積し、シェアリングサービスへの中長期的な関わり方を検討する。 実証実験は、スマートバリューのシェアリングサービス向けプラットフォーム「クルマベース」を活用して実施する。

利用者は予約や鍵の開閉にスマートフォンを使用し、スズキ自販近畿(山口和樹社長、大阪市浪速区)のアリーナ豊中店や周辺のシェアリング用駐車場に配備した車両を日常生活用途などで使用できる。販売店周辺の駐車場は、駐車場シェアリングサービスのアキッパのものを活用する。利用料金などの具体的なサービス内容は現時点で未定としている。

スズキは、販売店の駐車場を活用するほか、「ワゴンR」や「ソリオ」など軽・コンパクトカー10数台を提供する。利用情報を各社と共有し、シェアリングのノウハウを蓄積するとともに「販売店への誘客にもつなげる」(広報部)考えだ。

日刊自動車新聞9月4日掲載

開催日 2019年9月3日
カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

株式会社スマートバリュー、スズキ株式会社、丸紅株式会社

開催地 大阪府豊中市
対象者 自動車業界
リンクサイト

スズキニュースリリース

https://www.suzuki.co.jp/release/d/2019/0903/