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会員研修会

2022年7月29日

第284回 会員研修会「ロシア制裁は世界経済に何をもたらすか」開催

日本自動車会議所は26日、東京都港区の日本自動車会館で「第284回会員研修会」を開催しました。会場では新型コロナウイルス感染対策を引き続き実施、リモート配信も併用し、全国から計約80名に参加いただきました。

今回は「ロシア制裁は世界経済に何をもたらすか」をテーマに、講師にはロシア・ウクライナ情勢に詳しい元ウクライナ大使館専門調査員、元ロシアトヨタ社長で、エコノミストの西谷公明氏をお迎えしました。

講演では、ロシアが2月にウクライナへ軍事侵攻し、戦争が長期化している影響を受け、エネルギー価格高騰をはじめ国内外の経済が混乱する中、現地の経験談や最新情報などを交えながら解説いただきました。

欧米等が行っているロシアへの経済制裁については「(自動車などの)輸入が激減し、経済活動の『強制的縮小』を招いている」などと指摘。その上で、ロシア経済の今後に触れ「貿易関係など中国経済に従属しており、中国との接近が加速するとみている」と強調されました。

ロシア・ウクライナ戦争の先行きに対しては「プーチン大統領はすぐ終わると思っていただろうが、簡単に終息せず、戦争や制裁は長く続くのではないか」との見方を示していました。

日 時 2022年7月26日 15:00~16:30
カテゴリー 会員研修会
場 所 日本自動車会館1階(東京都港区芝大門1‐1‐30)
テーマ ロシア制裁は世界経済に何をもたらすか
主催者

日本自動車会議所

講 師 エコノミスト 西谷公明氏(元ウクライナ大使館専門調査員、元ロシアトヨタ社長)
対象者 一般,自動車業界