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2018年5月21日

ネッツ福井、武生店で地域の防災イベント

ネッツトヨタ福井(中道正康社長)は4月29日、地域の防災啓発活動を親子で楽しめるイベント「ドリームレディオ工作教室」を越前市の「武生店」で開催した。

近隣地域に居住する親子らが参加し、専用キットの乾電池式ラジオを製作。CSR(企業の社会的責任)活動の一環として行ったもので、地域の防災意識を啓発するイベントとして初めての開催となった。
同社では今年3月、丹南地区のコミュニティFMラジオ放送局たんなん夢レディオ(菅原藤理理事長、福井県鯖江市)と災害時に緊急放送用の電源確保問題を解決するため、同局からの要請に対し緊急用電源として「プリウスPHV」を提供する協定を締結している。今回のイベントでは同車種を使用し機材などの電源を供給、災害時の緊急用電源としても有効に活用できる面を強くアピールした。

店内では、災害時にプリウスPHVを使用した電源供給の方法や、「ヴォクシー」「プリウスα」を使用した「車中泊」の紹介などを行った。さらに、同局の協力で災害時の情報取得に有効なラジオのFM電波送信機をプリウスPHVの電源で稼働させ、参加親子が工作したラジオを使って放送を聴くなど、クルマを通じた防災への啓発活動を実施した。同教室では、FM電波送信機をはじめ、司会用のマイクや編集機材など、同教室で使用した機材全ての電源を同車種でまかない、電源供給能力をアピールした。

今回の教室には募集定員を上回る応募があり、地域住民の防災に対する関心の高さを示した。同社担当者は「地域の防災や減災活動に貢献できるよう続けて行きたい」と話し、地域支援の一環として活動を本格化させていく考えだ。

日刊自動車新聞5月17日掲載

 

開催日 2018年4月29日
カテゴリー キャンペーン・表彰・記念日,社会貢献
主催者

ネッツトヨタ福井㈱

開催地 ネッツトヨタ福井㈱武生店(越前市)
対象者 キッズ・小学生,一般,自動車業界