愛知県自動車整備人材確保・育成連絡会は３月１５日、愛知県立小牧工業高校（加納修校長）で２代目「トヨタ　プリウス」１台の贈呈式を行った。

寄贈車両は名古屋トヨペット（小栗一朗社長）が将来の自動車整備士の育成に役立つことを願って提供したもので、寄贈車両は教材として使用する。贈呈式は同校の自動車科の生徒たちも出席し、寄贈車両の前で同社の田中正治常務取締役が加納校長に目録を手渡した。

同連絡会は２年前にも愛知県中古自動車販売協会（ＪＵ愛知）が提供した２代目プリウスなどを、愛知県内の工業高校４校に寄贈している。今年度はさらに各校に２台目の寄贈を開始、今回の贈呈式は名古屋市立工業高校、愛知県立刈谷工業高校に続く３校目となった。

贈呈式で同連絡会の事務局を務める愛知県自動車整備振興会の柴田敦常務理事は「贈呈された教材を使い時代に即した技術や技能を習得し、将来の自動車整備士の育成に役立てて下さい」と挨拶した。
また、加納校長は「寄贈していただいた車両を大切に使用し、生徒たちの教育に役立てていきます」とお礼を述べた。

日刊自動車新聞4月3日掲載