会員向けクルマ
biz

INFORMATIONクルマの情報館

自動車産業インフォメーション

2018年4月2日

アルミホイール生産・販売 17年は生産・販売とも2年連続増

日本アルミニウム協会の2017年のアルミホイール年間生産・販売実績によると、生産は前年比5.5%増の1934万6430個、販売も同4.6%増の1942万9151個と16年に引き続き、前年実績を上回った。

四輪車生産台数の5%を超える拡大や、降雪による冬用ホイールの需要増も要因とみられる。生産を種類別にみると、乗用車用が同5.3%増の1906万626個、その他用が同23.7%増の28万5804個となっている。一方、輸入は乗用車用が同1.2%減、その他用が同45.0%減に。

乗用車用ホイール生産が伸びた一方で、さらにその他用のホイール生産の増加(23.6%)が全体の数値を押し上げた。販売は種類別にみると乗用車用が同4.4%増の1896万8995個、その他用が同18.3%増の28万156個となっている。一方、輸出は乗用車用が同56.9%減と大幅に低減している。

17年実績を月別にみると、4月はタイヤ値上げに伴う駆け込み需要と連動する形で22.8%増と大幅に前年を上回った。翌月5月はわずかに反転がみられたが、その後は堅調に推移し、10月には10.9%増を記録した。

週刊タイヤ新報4月2日掲載

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

日本アルミニウム協会

対象者 自動車業界