トヨタ東京自動車大学校（松浪良樹校長、東京都八王子市）は、２０１８年度から新学科「ボデークラフト研究科」を創設する。

自動運転や先進安全技術に対応した板金塗装（ＢＰ）の知識や技術について学び、次世代自動車に対応できるメカニックを養成する。
同科では事故車の外観を復元するだけでなく、新車同様の安全性を再現する技術を学ぶ。国家車体整備士をはじめとする各種資格が取得でき、上級者向け企業研修などのカリキュラムを盛り込む。また、下級生への模擬指導やオートサロン出展車両の企画を行い、指導力も育成する仕組みだ。
２級整備士資格と車体整備士資格の取得者、または取得見込みの者が対象で、外部からの入学も可能。自動車整備科を修了し、ボデークラフト科（１年制）から続けて履修すると大学卒業資格である「学士」が得られる。

日刊自動車新聞3月27日掲載